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エアリス・シネマ・ウイーク

9月3日(木) 9月4日(金) 9月5日(土) 9月6日(日)
13:00上映
本日休診
ニッポン無責任時代

マルタのやさしい刺繍

歩いても 歩いても
〜14:37 〜14:26 〜14:29 〜14:54


14:55上映 14:45上映 14:45上映 15:10上映

幕末太陽伝

喜劇・
女は男のふるさとヨ
実録・連合赤軍
 あさま山荘への道程
ぐるりのこと。
〜16:45 〜16:15 〜17:55 〜17:30




本日休診

9/3(木) 午後1時00分〜午後2時37分

1952(昭和27)年/松竹[大船]
・監督=渋谷実

・出演=柳永二郎、鶴田浩二、淡島千景ほか
・上映時間=1時間37分【白黒 スタンダード】


井伏鱒二の同名小説と「遥拝隊長」の二つの短編をもとに、ベテランの斎藤良輔がシナリオを書いた風俗喜劇。ある町の老医師・三雲八春は、院長を甥の伍助に譲って一年目。今日は本日休診の札を掲げて、院長を始め看護婦たちを慰安旅行に出してやった。そんな居残りの彼のもとに、次から次へと突飛な事件が舞い込んでくる。新人・三国連太郎が演じた、戦地で頭に負傷したことから発作的に軍隊時代に逆戻りする青年の姿は、見るものに強い印象を残す。監督の渋谷実は、松竹で成瀬巳喜男や五所平之助らの助監督を務め、戦後獅子文六原作の風俗喜劇で監督としての地位を確立、『現代人』(1952)など社会派ドラマでも知られる。ドライな感覚に鋭い風刺を盛り込んだ作風は、この群像喜劇にも存分に活かされている。


[スタッフ]
(原作) 井伏鱒二
(脚色) 斎藤良輔
(監督) 渋谷実
(製作) 山本武
(撮影) 長岡博之
(照明) 小泉喜代司
(録音) 大村三郎
(音楽) 吉沢博
(〃) 奥村一
(美術) 浜田辰雄

[役名(キャスト)]
三雲八春 (柳永二郎)
津和野加吉 (鶴田浩二)
お町 (淡島千景)
津和野悠子 (角梨枝子)
湯川春三 (佐田啓二)
勇作 (三国連太郎)
滝さん (岸恵子)
豊子夫人 (市川紅梅)
湯川三千代 (田村秋子)
竹さん (中村伸郎)
お京 (長岡輝子)
松本巡査 (十朱久雄)
兵隊服の男 (多々良純)
三雲伍助 (増田順二)


(平成21年度優秀映画鑑賞推進事業作品)

本日休診





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幕末太陽伝

9/3(木) 午後2時55分〜午後4時45分

1957(昭和32)年/日活
・監督=川島雄三

・出演=フランキー堺、左幸子、南田洋子、
    石原裕次郎ほか

・上映時間=1時間50分【白黒、スタンダード】


金もないのに品川遊廓でお大尽遊び、やむなく居残りとなったが遊廓の人気者として要領よく生きてゆく男の姿を描いた時代劇コメディ。その物語の核となったのは「居残り佐平次」をはじめ「芝浜の革財布」や「品川心中」といった古典落語ネタである。監督の川島雄三は、この他にも『愛のお荷物』 (1955)や『貸間あり』(1959)といったテンポのいい喜劇を連発したが、演出家としての幅は広く、男女関係のもつれをめぐるメロドラマなどにも秀作を送り出した才人である。フランキー堺扮する居残り佐平次は、軽妙な味を見せながらも実は胸を病んでいるという設定であり、その姿には川島監督が一貫して作品に投影してきた底深い虚無を垣間見ることができる。また共演者として、日活のトップ・スターになる前の、時代劇初出演の石原裕次郎が、佐平次と同宿して一騒動を起こす勤皇の志士高杉晋作を若々しく演じている。「キネマ旬報」ベストテン第4位。


[スタッフ]
(脚本) 田中啓一
(〃) 今村昌平
(脚本・監督) 川島雄三
(製作) 山本武
(撮影) 高村倉太郎
(照明) 大西美津男
(録音) 橋本文雄
(音楽) 黛敏郎
(美術) 中村公彦
(〃) 千葉一彦

[役名(キャスト)]
居残り佐平次 (フランキー堺)
おそめ (左幸子)
こはる (南田洋子)
高杉晋作 (石原裕次郎)
おひさ (芦川いづみ)
相模楼主伝兵衛 (金子信雄)
女房お辰 (山岡久乃)
息子徳三郎 (梅野泰靖)
千葉の杢兵衛大尽 (市村俊幸)
貸本屋金造 (小沢昭一)
仏壇屋倉造 (殿山泰司)
久坂玄端 (小林旭)
志道聞多 (二谷英明)
若衆喜助 (岡田真澄)


(平成21年度優秀映画鑑賞推進事業作品)



幕末太陽伝








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ニッポン無責任時代

9/4(金) 午後1時〜午後2時26分

・1962(昭和37)年/東宝 
・監督=古澤憲吾
・出演=植木等、ハナ肇、団令子ほか
・上映時間=1時間26分【カラー シネマスコープ】


周囲が唖然としているうちにスイスイと出世街道を登ってゆくお調子者の男を通して、いわゆる高度経済成長の時代を笑い飛ばそうとする風刺的な喜劇。その風刺性は、「努力」や「忍耐」といった美徳をまるで重んじない主人公の人生観ばかりでなく、平均(たいらひとし)なるその役名にも表われているだろう。前年に大ヒット曲「スーダラ節」で売り出したクレージー・キャッツの植木等は、この映画に主演したことで日本の喜劇映画の新しい顔となった。また、畳みかけるようなテンポが印象的な古澤憲吾監督の演出は、悪ノリも辞さない「クレージー」たちの芝居ともマッチし、同じくクレージー・キャッツが主演した「日本一の男シリーズ」(1963〜71)などで東宝のサラリーマン喜劇に革新をもたらした。助演の団令子、中島そのみ、重山規子は青春喜劇「お姐ちゃんシリーズ」(1959〜63)で知られる若い三人組で、この作品の明朗なタッチを支えている。


[スタッフ]
(脚本) 田波靖男
(〃) 松木ひろし
(監督) 古澤憲吾
(製作) 安達英三朗
(〃) 森田信
(撮影) 斉藤孝雄
(照明) 隠田紀一
(録音) 斉藤昭
(音楽) 神津善行
(美術) 小川一男

[役名(キャスト)]
平均 (植木等)
氏家勇作 (ハナ肇)
黒田有人 (田崎潤)
洋子 (藤山陽子)
孝作 (峰健二)
富山 (松村達雄)
石狩熊五郎 (由利徹)
時子 (久慈あさみ)
佐野愛子 (重山規子)
麻田京子 (中島そのみ)
まん丸 (団令子)



(平成21年度優秀映画鑑賞推進事業作品)



ニッポン無責任時代








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喜劇・女は男のふるさとヨ

9/5(金) 午後2時45分〜午後4時15分

1971(昭和46)年/松竹
・監督=森崎東
・出演=森繁久弥、中村メイコ、倍賞美津子ほか
・上映時間=1時間30分【カラー シネマスコープ】

松竹の喜劇「女シリーズ」の第1作。東京新宿でストリッパーを斡旋する芸能事務所には、身寄りがなく、貧しいけれども逞しいダンサーたちが、人情に厚い経営者夫婦の「家族」として住んでいた。ふとしたトラブルから旅回りを決意したダンサーと、彼女を真面目に慕うひとりのファンが、改造した自動車で日本列島を南へと向かう。この作品を演出した森崎東は、庶民の生活からにじみ出る人間臭いエネルギーを笑いとともに描くことに優れた監督で、この映画の脚本は、松竹大船撮影所の先輩である山田洋次と組んで執筆した。このシリーズは、逆境にめげない逞しい女性像と不器用な生き方しかできない男性たちを対比させながら、こうした新しい「家族」の形を示すことで松竹ホームドラマの伝統を引き継いだとも言えるだろう。この映画のヒットに続いて『喜劇・女生きてます』 (1971)や『喜劇・女売り出します』(1972)などの力作を送り出している。


[スタッフ]
(原作) 藤原審爾
(脚本) 山田洋次
(脚本・監督) 森崎東
(製作) 小角恒雄
(撮影) 吉川憲一
(照明) 津吹正
(録音) 小林英男
(音楽) 山本直純
(美術) 梅田千代夫

[役名(キャスト)]
金沢 (森繁久弥)
竜子 (中村メイコ)
笠子 (倍賞美津子)
星子 (緑魔子)
照夫 (河原崎長一郎)
徳田刑事 (花沢徳衛)
ケチ権 (伴淳三郎)
大学生 (佐藤蛾次郎)


(平成21年度優秀映画鑑賞推進事業作品)



喜劇・女は男のふるさとヨ






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マルタのやさしい刺繍

9/5(土) 午後1時〜午後2時29分

2006(平成18)年/スイス/アルシネテラン
・監督=ベティナ・オベルリ
・出演=シュテファニー・グラーザー、アンネマリー・デューリンガー、ハイジ=マリア・グレスナー、モニカ・グプサーほか
・上映時間=1時間29分【カラー アメリカンビスタ】

2007年アカデミー賞外国語映画賞スイス代表
2008年ミニシアターランキング洋画部 第1位


スイスの小さな村、トループ村に住む80歳のマルタは、最愛の夫に先立たれ生きる気力をなくし、意気消沈しながら毎日をただ何となく過ごしていた。そんなある日、彼女は忘れかけていた若かりし頃の夢、“自分でデザインして刺繍をした、ランジェリー・ショップをオープンさせること”を思い出す。しかし保守的な村では、マルタの夢はただ周りから冷笑され軽蔑されるだけ。それでもマルタは友人3人とともに夢を現実のものとするために動き出す。スイスの伝統的な小さな村に広がる、夢に向かって頑張るマルタと彼女を支える仲間たちの夢と希望の輪。マルタの刺繍が、人々の心をやさしくあたたかく紡いでゆく―。
2007年、大阪ヨーロッパ映画祭で上映され、老若男女問わず大反響を得た『マルタのやさしい刺繍』。変化を恐れるのではなく、それをチャンスと受け止めて新しい一歩を踏み出すことにより、成長していく人々の姿を描きだした、勇気と希望と元気を与えてくれる、最高に心あたたまる物語だ。最愛の夫の死を乗り越えて再び夢に向かって挑戦していく80歳のマルタの姿は、思わず応援したくなり、観終わった後にやさしくて幸せな気持ちになれるだろう。

公式ホームページより)




マルタのやさしい刺繍
[PDF 474KB]




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実録・連合赤軍
あさま山荘への道程


9/5(土) 午後2時45分〜午後5時55分

・2007(平成19)年/若松プロダクション
             スコーレ 

・監督=若松考二
・出演=坂井真紀、ARATA、並木愛枝ほか
・ナレーション=原田芳雄
・上映時間=3時間10分【カラー】

第58回ベルリン国際映画祭「最優秀アジア映画賞」「国際芸術映画評論連盟賞」受賞
第20回東京国際映画祭「日本映画・ある視点」作品賞受賞

1972年2月、日本中がテレビに釘付けとなった。

5人の若者たちが、長野県軽井沢の「あさま山荘」に立てこもり、警察との銃撃戦を展開したのだ。
彼らは、革命に自分たちのすべてを賭けた「連合赤軍」の兵士たち。
その後、彼らの同志殺しが次々と明らかになり、日本の学生運動は完全に失速する−。
ベトナム戦争、パリの5月革命、文化大革命、日米安保反対闘争、世界がうねりを上げていた1960年代。学費値上げ反対運動に端を発した日本の学生運動も、三里塚闘争など、農民や労働者と共に、社会変革を目指し、勢いを増していった。
活動家の逮捕が相次ぐ中、先鋭化した若者たちによって、
連合赤軍は結成される。
あの時代に、何が起きていたのか。
革命戦死を志した若者たちは、なぜ、あそこまで追いつめられていったのか。
なぜ、同志に手をかけたのか。
なぜ、雪山を越えたのか。
なぜ、山荘で銃撃戦を繰り広げたのか。

あさま山荘へと至る激動の時代を若松孝二が描く!



実録・連合赤軍
実録・連合赤軍
[PDF 651KB]



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歩いても 歩いても

9/6(日) 午後1時〜午後2時54分

・2007年(平成19)年/シネカノン
・監督=是枝裕和
・出演=阿部寛、夏川結衣、YOU、樹木希林、原田芳雄ほか
・音楽=ゴンチチ
・上映時間=1時間54分【カラー】


2008年(第51回)ブルーリボン賞
助演女優賞:樹木希林 受賞
監督賞:是枝裕和 受賞


家族のことを想う時、何度でも観たくなる映画です。

夏の終わり、横山良多は15年前に亡くなった兄の命日のため妻と息子を連れて実家を訪れた。開業医だった父とそりのあわない良多は失業中のこともあり、ひさびさの帰郷も気が重い。明るい姉の一家も来て老いた両親の家には久しぶりに笑い声が響くが、姉たちが帰り、残った良多たちが両親と食卓を囲むうち、それぞれの秘めた思いが沁み出していく・・・。
カンヌ映画祭最優秀男優賞を「誰も知らない」で受賞した是枝裕和監督の作品は、大人になって家を離れた子供たちと老夫婦の一日をたどる家庭劇。阿部寛、樹木希林をはじめとした役者陣の極上のアンサンブルが家族の愛しさ、可笑しさ、厄介さ、人の心の奥底に横たわる残酷さを描きだす。
人生は、いつもちょっとだけ間に合わないことに満ちている。それでもつづいていく日々の営みのなかでくりかえし観たくなる映画が完成しました。


歩いても 歩いても
歩いても 歩いても
[PDF 562KB]

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ぐるりのこと。

9/7(日) 午後3時10分〜午後5時30分

2008(平成20)年/ビターズ・エンド
・監督=橋口亮輔
・出演=木村多江、リリー・フランキーほか
・上映時間=2時間20分【カラー ビスタ】

2008年日本アカデミー賞
主演女優賞:木村多江 受賞

2008年(第51回)ブルーリボン賞
主演女優賞:木村多江 受賞
新人賞: リリー・フランキー 受賞

「ハッシュ!」から6年。
世界中が待ち望んだ橋口亮輔監督の作品は、
ずっと心にとどまり続ける、ささやかで大きな愛の物語。
全作「ハッシュ!」('02)でカンヌ国際映画祭ほか、数々の映画賞受賞と50カ国をこえる世界公開で話題となった橋口亮輔監督のオリジナル脚本による長編劇映画「ぐるりのこと。」
1990年代初頭から21世紀へと、日本社会が大きく変質した10年。実際に起きたさまざまな社会的事件を背景に盛り込みながら、一組の夫婦の時の流れを、丁寧に、心にしみいるように紡ぎだした物語です。
妻・翔子役に、これが初の映画主演作となる木村多江(「大奥」「スターフィッシュ・ホテル」)。ひょうひょうと生きる法廷画家の夫・カナオ役に、本格的な映画主演に挑むリリー・フランキー(小説「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」)。この夫婦を通して、人と人とのつながりから生まれる“ささやかだけど大きな幸せと希望”が見事に描かれます。
10年、20年後もずっと心に残る、いとおしい珠玉の名作が誕生しました。
ぐるりのこと。
[PDF 462KB]

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